コンプライアンスとは?
ドイツのフォルクスワーゲン(VW)がディーゼルエンジン車に違法ソフトウエアを搭載して排ガス規制を不正に回避していたとして大きな問題となっています。当然のことながら、VWが法令等を遵守した経営を行っていればこのようなことは起こらなかったはずです。このように法令等を遵守することをコンプライアンスといいます。
ここでいう「法令等」には法律や政令等の国や地方公共団体が定めたもののみならず、会社が自ら定めた規則なども含まれます。そしてこれらの法令等を遵守した会社経営を行うべきことは当然のことであり、ことさらコンプライアンスなどという言葉を持ち出す必要もないはずです。
ところが、現実にはさきのVW問題をはじめとして企業の不祥事は堪えません。この問題は単純なミスによるものから、法律を十分に理解していなかったことから生じたもの、さらにはもっと悪質なものまでさまざまな場合があります。企業に関連する刑事事件や反社会的勢力への対応策についても考えておく必要があります。また企業が扱う個人情報の取扱に関連するさまざまな問題が考えられます。
コンプライアンスを重視した会社経営は単に守りの会社経営ということではありません。それどころかあらかじめリスクを回避した攻めの会社経営といえるものなのです。
また、近年では企業のコンプライアンスへの意識が高まり、企業の不祥事に対する対応が厳しく問われる社会情勢となりました。そこで琉球スフィア(旧琉球法律事務所)は
(1)コンプライアンス体制構築への助言・関与
(2)コンプライアンス違反が発生した際の企業内対応への助言及び対応
(3)関係当局の調査や捜査に対する助言及び対応
(4)法的手続に対する助言及び対応
(5)再発防止策の策定、人事措置等への助言及び対応
等、会社関連の法律に精通した弁護士が積極的な会社経営を行うために必要にして十分な助言、そして幅広く総合的なリーガルサービスを提供致します。
琉球スフィア(旧琉球法律事務所)の強み
✔1953年の開所以来 沖縄県の企業の法律相談に向き合ってきた,小堀啓介法律事務所の系譜を継ぐ,豊富な実績があります!